2025/07/10 12:00
「妊娠中でも食べてもいいの?」 日々の食卓に欠かせない“海の野菜”とも呼ばれる海苔。今日から始められる「海苔習慣」で、あなたも健康的な毎日を手に入れましょう。 『監修/田中屋海苔店3代目店主 田中孝昌 浦安で88年続く「田中屋海苔店」の三代目。曽祖父・田中徳次郎氏が浦安の海苔養殖を切り拓き、祖父・常徳氏が昭和11年に海苔問屋を創業。その伝統を受け継ぎ、江戸前海苔の目利きと品質にこだわり、地元とともに海苔文化を守り続けている。』 海苔は、少量でも多くの栄養素を摂取できる食品です。特に次のような成分が豊富に含まれています。 ビタミンB12(貧血予防・神経機能の維持) 葉酸(妊娠初期の胎児の発育に必要) 食物繊維(腸内環境を整える) ヨウ素(甲状腺ホルモンの材料) 🔎 【出典】藻類/あまのり/焼きのり:ビタミンB12 56.7 µg、葉酸 1,900 µg/100 g https://www.mext.go.jp/content/20201225-mxt_kagsei-mext_01110_011.pdf 特にビタミンB12は動物性食品に多く含まれる栄養素のため、海苔は植物性の食材としては貴重な供給源です。 「妊娠中に海苔を食べてもいいの?」という質問は多くありますが、答えは「はい(ただし適量を守れば)です。 海苔に含まれる葉酸や鉄分、ビタミンCは、妊娠中にとくに必要とされる栄養素です。 🔎【出典】厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」 ただし、海苔にはヨウ素が多く含まれるため、毎日大量に食べるのは避けるべきです。 🔎【出典】国立健康・栄養研究所「ヨウ素」 海苔には、ビタミンC、βカロテン、ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれており、シミやシワの原因となる活性酸素の除去に役立ちます。 さらに、エイコサペンタエン酸(EPA)やDHAといった脂肪酸も微量ながら含まれています。 🔎【出典】消費者庁「機能性表示食品データベース」 https://www.fld.caa.go.jp/caaks/s/cssc01/ 「忙しい朝に栄養なんて無理…」と思う方でも、焼き海苔を1~2枚添えるだけでOK。手軽にビタミンやミネラル、食物繊維を補えます。 🔎【出典】厚生労働省「e-ヘルスネット」 おにぎり、お味噌汁、納豆、卵焼き。どんなメニューにも合う万能さが「海苔習慣」を支えてくれます。 「健康にいいのはわかったけど、続けられるかな…」という方のために、海苔の簡単アレンジをご紹介。 納豆+ちぎり海苔で香りと食感アップ 卵焼きに巻き込んでお弁当に 味噌汁にちょい足しで風味UP チーズやツナとの相性も◎ 火を使わない手軽レシピも多く、飽きずに毎日続けられます。 海苔は、現代人に不足しがちな栄養素を、手軽に・美味しく補える万能食材。 食卓に1枚。今日からあなたも“海苔生活”始めてみませんか? 毎日の食卓には缶タイプがおすすめ!田中屋海苔店では7月15日までお中元キャンペーンとして、全国送料無料でお届けしております。この機会にぜひご利用ください。「海苔って栄養があるって聞くけど、どんな効果があるの?」
そんな声にお応えして、管理栄養士も注目する海苔の健康効果を5つの観点からご紹介します。1. 海苔は“栄養の宝庫”!ビタミン・ミネラルがぎっしり
文部科学省公式「日本食品標準成分表(八訂 増補2023)」2. 妊娠中でも食べていい?実はおすすめの栄養素である葉酸が豊富
妊娠初期の女性は、**通常よりも葉酸を多く摂ること(400μg/日)**が推奨されています。
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a3-02a.pdf
ヨウ素の過剰摂取は甲状腺機能に影響するため、上限量(成人で2,000μg/日)を超えないよう注意。
https://hfnet.nibn.go.jp/mineral/detail680/3. 抗酸化成分でエイジングケアにも効果的
EPA・DHAには血中中性脂肪を低下させる作用があるとされており、心血管疾患の予防にもつながります。
日常的に取り入れれば、体の内側からキレイをサポートしてくれる食品といえるでしょう。4. 朝食で取り入れやすい!「海苔習慣」のすすめ
食物繊維は、便秘予防・整腸作用・血糖値の上昇抑制などに効果があり、日本人の多くが摂取不足とされています。
https://www.nibn.go.jp/eiken/ninsanpu/point.html5. 毎日食べても飽きない!おすすめの食べ方アイデア
まとめ:海苔は“日本人の健康サポーター”
特に妊娠中の方や健康志向の方にとって、毎日の「海苔習慣」は未来の健康をつくる第一歩です。