2026/01/30 09:50

節分に食べる恵方巻。

「具材は何を入れればいいの?」
「毎年同じでいい?」
「縁起に決まりはある?」

そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。 この記事では、恵方巻の具材について、

・定番とされる考え方 ・実際によく使われている具材 ・最近増えているアレンジ

をわかりやすく整理します。

恵方巻の具材に決まりはあるのか

結論から言うと、恵方巻の具材に厳密なルールはありません。
よく「七福神にちなんで7種類入れると縁起が良い」と言われますが、これは諸説あり、後付けとされる考え方です。

出典/農林水産省「恵方巻き/巻きずし 大阪府」

大切なのは、その年の無病息災や商売繁盛を願って食べること。
家庭や地域ごとに、自由に具材を選んで問題ありません。

七福神に由来するとされる定番の具材

一般的に紹介されることの多い定番具材には、次のようなものがあります。

かんぴょう(長く続くご縁)
しいたけ煮(家内安全)
玉子焼き(財・繁栄)
きゅうり(成長・まっすぐ)
桜でんぶ(めでたさ・彩り)
うなぎ・穴子(出世・上昇)
えび(長寿)

意味づけには地域差があり、必ずそろえる必要はありません。

実際に多い家庭・市販の恵方巻の具材

現在、家庭やスーパーで多く使われている具材は、より現実的で食べやすいものが中心です。

玉子焼き
きゅうり
かんぴょう
しいたけ煮
ツナマヨ
サーモン
ねぎとろ

準備しやすく、子どもから大人まで食べやすい点が選ばれている理由です。

近年増えているシンプル系・海鮮系の具材

最近は、具材をあえて絞った恵方巻も増えています。

鉄火巻き(まぐろ)
サーモン巻き
えびフライ巻き
ローストビーフ巻き

具材を少なくすることで、食べやすくなり、味の主役が分かりやすくなるというメリットがあります。
大人向けや高価格帯の恵方巻では、こうしたシンプル系が選ばれることも増えています。

具材が多いほど食べにくくなる理由

恵方巻は、具材が多くなるほど太くなり、一口量が増えます。その結果、噛みきれない、途中で崩れる、食べづらいといった失敗が起こりやすくなります。

ご年配の方や小さなお子様がいる場合は、
・具材を減らす
・細巻きやハーフサイズにする
といった工夫をすると安心です。

具材に合わせて海苔選びも変わる

見落とされがちですが、具材によって向いている海苔は変わります。

◆具だくさんの恵方巻
⇒香りが強すぎない、焼き海苔や上特撰焼き海苔など、しっとり系の海苔が向いています。

◆具材が少ないシンプルな恵方巻
⇒香りを楽しめる海苔(青混ぜのりなど)も相性が良くなります。

◆海鮮系の恵方巻
⇒まぐろ、サーモン、エビ、いくらなどは磯の香り豊かな青混ぜのりがおすすめ。

恵方巻で失敗しないためには、具材と海苔のバランスが重要です。

恵方巻に合う海苔の選び方については、「恵方巻に使う海苔はどれが正解?噛みきれない原因と失敗しない選び方を専門店が解説」で詳しく解説しています。

無理をしない食べ方も大切

恵方巻は縁起物ですが、無理に丸かぶりする必要はありません。
消費者庁や厚生労働省でも、噛みきれない食品については、小さく切るなどの工夫が推奨されています。

縁起と安全は、両立できます。
食べやすさを優先して、安心して楽しみましょう。